16回開催しているWPSCセレクションでは、100名を超える選手が、プロサッカー選手として活躍しております。
その中でも、特に目立ったステップアップを見せている選手たちを紹介していきます。
2014年2月開催の第3回セレクション合格・佐藤大介選手(当時・大学1年生)は、フィリピンの名門グローバルFCとプロ契約を果たしました。
すぐさま不動のレギュラーの座を掴み、2014年4月に中東カタール開催の国際親善試合 フィリピン代表―ネパール代表にて、フィリピン代表デビューを飾りました。
日本人とフィリピン人のハーフであり、WPSCテクニカルダイレクター森本高史が、フィリピン代表団長に「フィリピン代表の救世主」となると推薦した効果が発揮されました。
佐藤選手は、フィリピンリーグでセンセーショナルな活躍を見せたことで、2016-17年シーズンにはヨーロッパ強豪国ルーマニア・リーガ1のストゥデンツクへステップアップ移籍を果たしました。
ルーマニアリーグで活躍し、2017年シーズンは、UEFAヨーロッパリーグ出場経験を誇るデンマークの強豪ACホルセンスへ移籍。
2018年シーズンは、再びルーマニアに戻り、セプシ・ストゥンフでプレーしました。
佐藤選手は、フィリピン代表11番として2019年アジアカップ本大会出場を果たし、韓国、中国、キルギスとのグループステージ全3試合に出場を果たしました。
佐藤選手は、フィリピン代表の一員として2018年ロシアワールドカップアジア予選、2022年カタールワールドカップアジア予選に出場を果たしました。
2018年11月開催の第13回WPSCセレクション合格の加藤幹仁選手は、2019-20前期シーズンは、アーセナル元守護神ウカシュ・ファビアンスキを育成したポーランド名門ドレズデンコでプロ契約を果たしました。
加藤幹仁選手は、前期だけでリーグ戦15試合11ゴール、カップ戦1試合1ゴールの計12ゴールを挙げるセンセーショナルな活躍を見せ、ポーランドの多くのクラブからオファーが届き、2019-20後期リーグは、一個上のカテゴリーに所属する強豪ポゴン・シュキビエジナへのステップアップ移籍を勝ち取りました。
1997年生まれの加藤幹仁選手は、東京五輪出場を虎視眈々と狙っております。
2017年7月開催の第10回WPSCセレクション合格・西尾龍也選手(22歳/当時)は、モンゴルナショナルプレミアリーグ名門ホルムホンとプロ契約。
ハーフシーズンのプレーながら「過去、モンゴルでプレーした日本人選手のなかでベストプレーヤー」(モンゴル代表監督)と高評価を受けました。
2018年シーズンはフルシーズンを戦いゴールを量産し、モンゴルナショナルプレミアリーグ得点王に輝きました。
世界各国のクラブからオファーが届いており、「日本代表選出を」を目指している西尾龍也選手のモチベーションの高ぶりは、尋常ではありません。
2017年開催の第10回・第11回WPSCセレクション合格の橋口倫人選手(22歳・当時)は、モンゴルナショナルプレミアリーグ名門アスレチック220とプロ契約を果たしました。
開幕戦の鮮やかなゴールを始め、センセーショナル活躍を見せ、各試合でマンオブザマッチに輝きました。
そして、シーズン終了後に、モンゴルナショナルプレミアリーグ2018最優秀選手賞に輝きました。
モンゴルでの大活躍が認められ、2019-20年シーズンより、バングラデシュの名門「Muktijoddha Sangsad KC」へとステップアップ移籍を果たしました。