新生森保ジャパンにとって第2戦目は、3月28日南米の強豪コロンビア代表との対戦となった。

 森保一日本代表監督はウルグアイ代表との一戦からスターティングメンバーを4名変更。ウルグアイ代表戦でゴールを決めた西村、アシストした伊東純也が先発に名を連ね、左サイドバックに入るバングーナガンデ佳史扶はA代表初出場となった。

 試合は立ち上がりの3分に動く。守田が右足でふわりとしたクロスボールを送った。三笘薫の高いジャンプからヘディングシュートを放つと、ボールはゴール左隅に吸いこまれ、日本代表が先手を取った。

 コロンビアが同点に追いつく。33分、高い位置を取っていたデイベル・マチャドが縦へ突破。マイナスへの折り返しをフリーになっていたジョン・ハデル・デュランが左足で流し込み、1-1の同点に。前半はこのまま1-1で終了している。

 コロンビアが逆転する。61分、ジョン・アリアスが切り返しから放った左足シュートはGKシュミットに阻まれたものの、こぼれ球に反応したボレがバイシクルシュート。豪快な一撃がゴールに突き刺さる。

 その後も日本代表はいくつかチャンスは作るものの、ゴールは遠いまま1-2の敗戦に終わった。

南米強豪国と対戦した新生日本代表の2試合は1分1敗。試行錯誤しながらも様々な新しい形に積極果敢にトライし、収穫と課題を得た充実の2試合となった。

【スコア】
日本代表 1-2 コロンビア代表

【得点者】
1-0 3分 三笘薫(日本代表)
1-1 33分 ジョン・ハデル・デュラン(コロンビア代表)
1-2 61分 ラファエル・ボレ(コロンビア代表)

【試合出場メンバー】
日本代表(4-2-3-1)
GK:シュミット・ダニエル
DF:菅原由勢、板倉滉、伊藤洋輝、バングーナガンデ佳史扶(59分 瀬古歩夢)
MF:鎌田大地(46分 遠藤航)、守田英正(78分 浅野拓磨);伊東純也、西村拓真(59分 久保建英)、三笘薫(54分 堂安律)
FW:町野修斗(46分 上田綺世)

コロンビア代表(4-2-2-2)
GK:バルガス
DF:ムニョス、D・サンチェス、ルクミ、マチャド
MF:ウリベ、カスターニョ;アリアス(73分 バロジェス)、カラスカル(89分 ボレロ)
FW:ドゥラン(83分 クエスタ)、ボレ(73分 ファルカオ)

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